-会場変更のお知らせとご挨拶-

 

今年、ITAMI GREENJAMは【GREENJAM'22】とイベント名を変更し、開催場所は池田市猪名川河川敷にて実施させて頂く運びとなりました。

2014年、伊丹市に想いをもった仲間達、地域の皆さん、伊丹市行政、多くの方々と一緒に実現させる事が出来たITAMI GREENJAM。

企画、運営、制作、会場内の多種多様なエリアやブース、コンテンツなど、そのほとんどにプロが入る事のない文字通りの『多様な市民によるフェスティバル』は、地域力、市民力というコロナ渦の中で多くの人々が失った『人の繋がり』を最大のエネルギーとして無料開催を続けてきました。

今では『関西最大級のローカルフェス』と呼ばれるまでに成長したその本質は、『関西最大級の市民力』であり、その豊かさに私達自身が魅せられ、このイベントが私達自身に地元伊丹を愛する大きなキッカケを与えてくれました。

伊丹市行政と地域の方々が、あの時まだまだ若く右も左も分からない未熟な私達のフェス開催に向けた想いと情熱を尊重し、会場となる昆陽池公園の使用許可を下さった事に最大限の感謝を感じております。
だからこそ、また私達も伊丹市のコロナ渦における地方自治体としての判断と姿勢を尊重したい想い一心で
、その尊重と尊重が重なりあう理想の着地点を3年間探り続けてきました。

 

-経緯-

 

コロナ渦の中でフェスティバルを開催するには大きく分けて2つの課題に向き合う事が主催としての責任です。
1つは感染症対策、2つ目は社会的理解です。

1つ目の感染症対策に関しては、様々なイベントの事例や、プロのイベンターなどの知見/協力を得ながら最大限の感染対策を提示し続け、伊丹市行政内でもご理解/ご納得は頂いておりました。

しかし、2つ目の社会的理解に関しては、非常に曖昧かつ難しい問題です。
伊丹市行政からの要望もあり、昨年、私達は会場となる昆陽池公園周辺自治会や最寄駅から会場までの動線上の自治会など、例年より広範囲に各自治会様への説明会を進めておりましたが、その矢先に伊丹市行政から「昆陽池公園の使用申請取り下げ=開催中止要請」を受けました。私たちは伊丹市との間で社会的理解という課題を着地させる事が出来ませんでした。開催1カ月半前でした。

そういった事を2020年、2021年と繰り返してきましたが、フェスティバルというものは本当に沢山の方々の想いやお金や時間がのっています。
それらの想いをのせて、着地出来る可能性が低い事が分かっている離陸をするには余りにも失う物へのリスクが大きすぎます。
だからこそ、今年の3月頃にはITAMI GREENJAM'22の開催を目指す前の段階で、伊丹市行政と2020年、2021年と共に協議してきた内容を振り返ると共に、「感染症対策」と「社会的理解」に関する協議を行いました。
しかし、そこで頂いたのは【今年の開催可否について現時点では判断できず、可能性は低い。】という言葉でした。大変悔しいですが、沢山の方々の想いを載せて、そこに飛び込む事は私たちにはできません。
伊丹市と合意に至る為に出来る事は殆ど残されていませんでした。 伊丹を愛するからこそ、どうにかお互いの想いや守らなければならないモノを尊重し合える方法を粘り強く探ってきた3年間でしたが、「気合」や「情熱」という言葉だけでITAMI GREENJAMに挑むにはあまりに大きな代償を伴う事を私たちはこの2年間で痛感しています。 最後の最後まで「開催させてあげたい」と言って下さった伊丹市行政内の方々には本当に感謝の気持ちしかありません。

 

-変わらず「市民表現の集い」を掲げ再出発-

 

プロミュージシャンから学生吹奏楽、クリエイターから幼稚園の工作、クラブやライブハウスに通う様な音楽好きから子育て中のママ、人気ショップから市民フリーマーケット、全ての垣根を超えた1000人にも及ぶ多様な市民表現がイベントを織り成し、企業様や地域事業者様、団体様がその市民表現を支えるプロが殆ど介在しない万人規模の無料野外フェスティバルなど日本国内でも殆ど聞いた事がありません。

そういった【多様な市民が関わる集い】だからこそ、その全ての人達が納得出来る着地を見つける事はとても難しく、そういった意味でコロナ渦におけるITAMI GREENJAMの開催は日本トップクラスに難しかったと考えています。

しかし、それは同時に「日本最大級の多様な市民の集合体」により開催出来ていた裏返しでもあり、それは私達がこのイベントに掲げてきた信念を少なからず突き通してこれた証だと、納得感と誇も感じています。

今回新たな地域、会場として、コロナ禍における地域共創フェスティバルの開催を共に目指す事を表明して下さった池田市さんと、池田市民の皆様への最大限の感謝を胸に日本一のローカルフェスティバルGREENJAMは再出発します。

伊丹だからこそこのイベントを応援して下さった方々がいる事、伊丹だからこそこれだけのイベントに成長出来たという事、それは苦しい程に痛感しています。私たちにとって「伊丹」は変わらず大好きな街です。
だからこそ、とても悩み、ギリギリまで可能性を探った事も事実ではありますが、結果的には力及ばず申し訳ありませんでした。

しかし、私達は今、異なる世代、異なる価値観、異なる人種、それらが共に1つの空間で豊かな共同時間を織りなすGREENJAMという世界観が必要だと信じています。

新たな会場は、住所としては池田市になりますが、立地としては池田市・伊丹市・川西市が隣接し合う場所である事から、GREENJAMが掲げる「市民表現の集い」という理念を、市の垣根を超えて引き続き皆様と実現出来ると信じています。

9月18日(日)19日(月祝)。
池田市猪名川河川敷での再出発にぜひお越しください。

一旦の節目となりますが、今までありがとうございました。
そして、私たちの再出発を温かく見守って頂けますと幸いです。
ITAMI GREENJAM代表/一般社団法人代表理事 大原智 ITAMI GREENJAM実行委員会一同

 

本記事はお世話になっている皆様へのご報告とご挨拶となります。

オフィシャルでの開催発表は6月3日(金)頃~6月6日(月)頃で調整中の為、

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